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15~60秒の間で魅力的な映像を作る「CMディレクター」になるには?

15~60秒の間で魅力的な映像を作る「CMディレクター」になるには?

最近のテレビCMは、まるで1つのドラマを見ているかのような物語構成がされていて、見ごたえが抜群です。 シリーズ化されているCMも多く、新作の映像が放送されると話題になることもしばしば。それほどにテレビCMが1つの映像作品として注目されているといえます。 そんな視聴者を惹き付けるCMを完成させるまでにはたくさんの人々が関わっていますが、とくになくてはならない存在といえるのが、CMディレクターです。 一体どのような仕事をしているのか、具体的な仕事内容や職業に就くまでのルートなどを見ていきましょう。

CMディレクターの仕事内容とは?

CM制作のまとめ役

CMディレクターとは、テレビやラジオなどのCM制作チームをまとめるリーダー的存在です。 クライアントから受けた案件をもとに、企業や商品、サービスを魅力的に見せるCM制作を行います。 CMの企画から脚本、演出、音楽、出演者、ヘアメイク、編集など、CM制作のすべてに関わるので、幅広い知識が必要といえます。

制作チームの人選、イメージタレントの選出

魅力的なCMを作るためには、優秀なスタッフを集結させることが必要になります。脚本家やカメラマン、照明音響スタッフ、ヘアメイクやスタイリスト、そして実際にCMに出演するイメージタレントなど、1つのCMに関わる人を選ぶのもCMディレクターの役目です。 もちろん1人の意志によってすべての人選が決まるわけではなく、他の意見も取り入れていきますが、CMディレクターの決定権は大きいといえます。

CM撮影の演出指導

実際にCM撮影を行う際は、カメラマンや音響照明などの技術チームへの指示をはじめ、タレントなどの出演者に対する演技指導も行います。 クライアントの要望をふまえつつも、視聴者の心に刺さる魅力的な映像を作っていくのです。

CMディレクターになるための道のり&どんな人が向いている?

CMディレクターになるための道のり&どんな人が向いている?

CMディレクターになるためには、CM制作会社などに就職をしてアシスタントから1つずつ業界のノウハウを学んでいくのが一般的です。 CMディレクターはいわばCM制作のトップの立場なので、その位置まで上りつめるためには経験や実績が必要になります。 CM作りのセンスや才能などはもちろん、ハングリー精神や忍耐力なども必要といえます。 そんなCMディレクターに向いている人は以下の通りです。 ・クリエイティブな仕事に興味がある、得意な人 ・客観的な視点が持てる人 ・新しいことにチャレンジできる人 ・時代に合った感性が鋭い人 ・まとめるのが得意な人 ・現場の空気を考えて指示が出せる人 ・企画や構成が得意な人 ・クライアントの要求が理解できる人 15~60秒という短い時間の中で商材の魅力を伝え、さらに視聴者の興味を惹きつけなければならないCM制作は簡単なものではありません。 華々しい業界という印象がありますが、仕事内容はとても複雑なので真面目さや粘り強さが必要になります。 もちろん、基本となる映像制作のセンスや技術も必須です。 きちんと基礎を身につけるためにも専門学校への進学をおすすめします。 専門学校では、映像制作に特化した学びが受けられるので、専門知識が高いプロフェッショナルを目指すことができます。 実際に映像分野で活躍するプロの指導が受けられるのも専門学校ならではの魅力です。 将来はCMディレクターとして活躍していきたいという方は、ぜひ専門学校への進学を検討してみてください。

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