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Interview

就職した先輩たち_動画ディレクター / エディター 大貫 華奈子 さん

業界で活躍する卒業生に聞きました

動画ディレクター / エディターとして活躍する大貫さんに、学生時代の思い出、仕事への取り組み方について語っていただきました。

動画ディレクター / エディター

大貫 華奈子 さん

Onuki Kanako

2018年卒業

1995年生まれ、東京都出身。

京都市立銅駝美術工芸高等学校で日本画を専攻。美術工芸高校に通いながら、大佛師 松本明慶工房の彩色部にて研修生をし、卒業後に弟子入り。

映像の作り方・映像美術に興味を持ち、本校に入学。在学中、産学連携プロジェクトで2件、MV監督を経験。

卒業後、株式会社 博報堂プロダクツに入社。動画ディレクター/エディターとして活躍。

「大貫がつくったでしょ?」と言われるような、自分の強みが出るCMをいつかつくりたいです

業界に興味を持ったきっかけ、そして本校に入学を決めた理由は?

小さい頃から美術に興味があり、高校も美術の専門校でした。実は京都の松本明慶先生という大佛師とご縁があり、弟子として働いていたこともあったくらいです。自分の根底には、ずっと美術がありました。
そこから「大河ドラマや時代劇って、どうやってつくられているんだろう?」と興味が湧き、本校の美術デザイン・大道具専攻に入学しました。

学校で思い出深い授業やイベントはありますか?

1年生の時にキッザニアで企業と本校の産学連携プロジェクトがあり、MV監督のコンペがありました。そこで採用していただいて、自分がやりたい映像はMVやCMだと改めて実感し、映像制作を学べるコースに転専攻しています。
3年生での同プロジェクトで環境省のMVを制作することになり、クライアントにどうアプローチすればやりたいことをできるか、制約や条件の中で実現させるにはどうすればいいか、勉強になりました。

大貫さん
就職活動で印象的だったことは?

合同企業説明会は、自分の中ですごく大きかったです。1年生の頃から、いろんな企業さんに話を聞きました。何度も通ったので各社の人事担当の方が覚えてくださいましたし、ライバルである大学生と比べて私の強みは、学校の授業でいろんな現場に行かせてもらったこと。
そこを最大限にアピールしたことで、人事担当の方に「この現場の動き方を知っているんだね」と言ってもらえたりして、和気あいあいと就職活動ができました。

現在の仕事で感じるやりがいは?

WEBやSNSで流れるCMは、視聴再生回数や動画視聴完了率が数字として明確に出ます。その数字を見ると、「これだけの人が見てくださったんだ」とやりがいを感じますね。
あとは自分がディレクションしたり編集したものをプロデューサーやクライアントに見せて、「ここまでできるんですね!」と驚かれたり感謝されるとうれしくなります。

今の目標を教えてください!

夢だったCMディレクターとエディターの仕事を今、やらせてもらっています。今後は私が手がけたCMを見た人に「大貫がつくったでしょ?」と言われるような、自分の強みが出る作品をつくってみたいです。
“ものづくり”の中でも、映像は流行のサイクルが早いんです。無理のない程度に流行の情報収集をしつつ、全体的なスキルアップを図っていきたいです。

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