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本校の「のぞき穴」
(学校公式ブログ)

2015年6月23日

格好つける男たち

こんにちは。

事務局ブログ担当の村田です。


今日は昨夜の出来事をご報告。


時刻は21時45分、仕事が終わって帰ろうとエレベーターに乗って1Fへ。

すると本校のエントランスに特殊造形専攻3年生の小崎くんと2年生の黒川くんが、学園祭用に制作したアイアンマンのスーツの前で真剣な表情で…打ち合わせ??


小崎くんは現在、株式会社 円谷プロダクションで研修中の身。

黒川くんも同じく円谷プロダクションで産学協同プロジェクト

で、この日の仕事が終わって2人で学校に立ち寄ったらエントランスにあるアイアンマンのスーツのポーズが気になりだして…


DSC_0266←黒川くん

黒川くん(以下、黒)「なぁんか格好悪いんっすよねぇ…」

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小崎くん(以下、小)「首が無いからなぁ、重心も後ろだし…。でも上から吊れないし…。とりあえず直そう」

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このスーツ、人間が着るために制作したものなので、人体とは構造が異なるマネキンに着せると少し不格好になってしまうんです。

でもこの2人にはそれがどーにも許せないらしく…


黒「とりあえず首の長さを出すもの、作ってきます!」

黒川くん、ダッシュで美術アトリエへ。

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切り出した木材を手にした先輩小崎くん、すかさず首が長くなるよう調節。


DSC_0274

いやぁ…2人とも早くていい仕事しますねぇ。

と思いきや、

黒「腕の角度、悪いっすよね」

DSC_0281

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黒「先輩、こうじゃないですか?」

小「んー、でもこうは?」

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後ろにさがって確認する黒川くん


DSC_0290


小「んー…肩あての位置がなぁ…」

いや、だからそれはマネキンの構造上…どうにもならないのでは・・・?と思う僕をよそに


DSC_0291

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小・黒「うーーーーーん。」

2人とも同じポーズで悩みます…(笑)


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小「こう…かな…」

黒「こう…んー…」

DSC_0296

そしてまたはじめからやり直す2人…

延々とスーツをいじり続けます。

でもなんだかとっても楽しそうです。


DSC_0297

だいぶ良くなってきました。

そろそろ完成かな…と思いきや…

DSC_0298

小・黒「うぅぅうーん」

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黒「指の形が…」

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小「手のひらの角度をこう…」

そして、やっと2人の口から…

DSC_0278

小・黒「ぉ♪ いいんじゃない♪」


ようやく与えられた条件下で納得のいく形になったようです。

気づくと作業開始から1時間…

23時近くになっていました…泣


でも誰に頼まれたわけでもなく、お金になるわけでもなく

ただ単に

「せっかく作ったんだから、一番カッコよく見せてあげたい」

という理由だけで、ここまで熱く真剣に取り組めるのって素敵だと思いませんか?


もしかしたら誰も気づかないかもしれない、

誰もほめてくれないかもしれない、

でも彼ら2人にとっては、そんなことはどうでもいいことなのです。

ただただカッコよくしたい。カッコよく見せたい。そのためなら1ミリの違いにだってこだわれる。


そしてそのこだわりは、彼ら二人がこの学校を卒業し、業界に羽ばたいた後、

きっと一流の造形師への道を切り開いてくれる大きな武器になると思うのです。


DSC_0305

アイアンマンはカッコよくなったけど、この日、一番カッコよかったのは

小崎くん、黒川くんの2人だと僕は思いました。

こういう学生の姿を見られるのが、たまらなく嬉しい瞬間です。


こんな素敵な2人から業界の話を聞けてしまうかもしれない体験授業は

こちらからお申し込みができます。

体験授業中、アトリエで作業中の2人の様子も見られるかもしれません。

DSC_0307

もちろん、カッコいいアイアンマンもお出迎えしますよ。

お待ちしてますね♪

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